なちゅらるはい

映画の感想とか独り言とか

小さな悪の華

やるなと言われるとやりたくなるそんなことが多いこの頃ですね
どうもこんばんはうしおです

そんな今夜は小さな悪の華を見ました
見たい見たいといいつつ見れなかった映画だったんですが
前評判以上にいい映画でした

女二人、もしくは自己実現の途中のような少女が主人公の映画は当たり外れというか、自分の中の触れちゃいけないラインに踏み込まれたりするのでちょっと斜に構えてみるようにしてるんですけど、小さな悪の華は好きな映画ですです

小さな悪の華 [DVD]


本作は1971年公開のフランス映画
公開時のキャッチコピーは「天国でも地獄でもいい、未知のものがみたいの!」

ボードレールに魅せられ悪魔信仰する美少女アンヌとロールのお話

この映画を見てレズだとかエロだとかしか感じれない人もいるとは思うんだけど
聖書で悪魔がキリストを3度誘惑する話があるじゃないですか
関係あるかどうかはしらないけど、なんとなく重なるところあるとおもうの
牛飼いも庭師も殺される男も二人の誘惑に負けて堕落するわけで
なんだろう私の頭がそこまで出来が良くないから、映画の良さを言い切れないんだけど

やっぱりね、女の子が自分の意思で生き死にを決めるのが私は好きなんだなと
流されたり消費されたりするんじゃなくて、自分で全部決めるの
私も多分そうなりたかったからだと思うんだけど
17歳のカルテとかバージンスーサイズが好きなのもそういう理由で
エコールとかBoが苦手(なだけで嫌いじゃない)なのはそういう理由なのかなって
ヴィオレッタはトラウマ映画だけど、嫌いにはなれないのよね
学生時代、私もボードレール読んでたし、悪い事したくなる気持ちもわかるから
いろいろ懐かしい気持ちになりました
そろそろいい感じに酔ってきたのでここまでで
映画のお話、むずかしいね